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※2013年(平成25年)8月1日より、原則「院外処方」となりました。
医療機関でお薬をお渡しする代わりに院外処方せんを発行し、地域の保険薬局の薬剤師が処方内容、薬の飲み合わせ等を再確認し、お薬を調剤しお渡するシステムです。
地域の保険薬局で、お薬を調剤してもらうための処方せんのことをいいます。
「処方せん受付」や「保険調剤」、「保険薬局」等の表示がある薬局ならば、日本全国どこの薬局へ持って行っても調剤してもらうことができます。
患者さまにはご自宅や職場の近く等、行きやすい場所に「かかりつけ薬局」を持つことをおすすめします。
複数の医療機関にかかられて薬を処方してもらっている場合、同じような薬が処方されてしまう可能性や、飲み合わせに問題のある薬が処方されてしまう可能性があります。
薬をもらう保険薬局をあらかじめ1ヶ所に決めておけば、これらの問題を防ぐことができます。
この保険薬局のことを「かかりつけ薬局」といいます。
病院では診察料、検査料、処方せん料等の保険負担分をお支払いください。
保険薬局では薬代、調剤料、薬の管理指導料等の保険負担分をお支払いください。保険薬局では、支払い金額が若干増えることがあります。ただし、ジェネリック医薬品(すべての薬にあるわけではありません)に変更することにより負担が減る場合もあるので、お近くの薬局に確認してください。
病院の薬局では、医師の処方せんに基づき薬をお渡ししております。
保険薬局でも同様に医師の処方せんに基づき薬をお渡ししますので、病院の薬局でもらう薬とまったく同じものを受け取ることができます。(ただし、ジェネリック医薬品に変更した場合は除きます。)
処方せんはご本人でなくても、薬の受け渡しは可能です。
ご家族の方でも受け取ることができます。(必ず院外処方せんを持参して下さい。)
院外処方せんの有効期限は発行した日を含めて4日間です。
これを過ぎると保険薬局での調剤ができなくなりますので、処方せんを受け取られたら早めに保険薬局へ処方せんをお持ちください(治療の関係で、処方医が有効期限を指定する場合もあります)。