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産婦人科では、現在12名の助産師が勤務しており、お母さんや赤ちゃんのケアを行っています。
助産師は全員がNCPR(新生児蘇生法)を取得しています。また、助産師のうち3名は“アドバンス助産師(助産実践能力習熟段階でレベルⅢの認証をされた者)”として活動しています。他にもALSOやJ-CMELS(日本母体救命システム普及協議会)の認定を受けた助産師も在籍しており、知識・技術の研鑽を行い、急変時にも素早く対応できるようにしています。
正常分娩から緊急の帝王切開まで24時間体制で対応しています。
出産後は日数ごとに、助産師が授乳・沐浴について指導を行い、安心して退院後の生活が送れるようにサポートしています。
母児同室は個室利用のかたのみ可能です。大部屋のかたは新生児室で赤ちゃんをお預かりします。
入院中のスケジュール |
お産(帝王切開術)後 |
1~2日目 |
3~4日目 |
5~7日目 |
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経腟分娩 |
体調に合わせて 授乳を始めます |
授乳のお手伝い・沐浴のお手伝い 産後の過ごし方について お母さん・赤ちゃんの体調に 合わせて行います |
経産婦の方は5日目 初産婦の方は6日目 に退院予定です。 |
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帝王切開 |
翌日まで ベッド上で 過ごします |
経産婦の方は6日目 初産婦の方は7日目 に退院予定です。 |
朝・昼・夜のお食事は母乳やカロリーを考えたお母さんのための特別メニューとなっています。
分娩後には「お祝いのお膳」をご用意しています。
現在、新型コロナウイルス感染防止のため、面会制限を行っています。
分娩時の立ち合いに関しても、ご不便をおかけしますが、当面の間は原則禁止としています。
ただし、陣痛促進や帝王切開など医療的処置が必要となる場合については、ご家族の方に連絡し、来院をお願いしています。赤ちゃんを感染から守るため、新生児と直接面会できるのは赤ちゃんのお母さんに限定しています。
詳しくはこちらをご覧ください。 面会にあたってのお願い
当院は産科医療保障制度に加入しています。
退院後も継続して助産師がサポートしますが、必要であれば「すこやか育児サポート事業」の利用も検討し、子育てについて支援していきます。
退院から約1か月後にお母さんと赤ちゃんの健診を行いますので、育児に関する不安があるときは医師や助産師にご相談ください。
退院後、赤ちゃんとの生活が始まり、入院中にはわからなかった悩みが出てくることがあります。そのような不安を少しでも解消できるよう、助産師が退院後に電話でお話を聞く「電話訪問」を設けています。日時は、退院前に相談して決定します。
産後2週間頃、お母さんの体の回復や心の状態・赤ちゃんの状況などを確認するため、健康診査を行っています。公費補助が利用できますのでお住いの市町ホームページでご確認ください。
ご希望の方は母乳外来を受診できます。助産師が授乳や育児についての相談を伺います。
平日の月・火・木曜日 14時00分~16時00分(おひとりにつき1時間)
当院産婦人科外来で行っています
2,080円(税込)
親子手帳・診察券・授乳に必要な物(哺乳ビン、粉ミルク)・オムツ交換に必要な物
予約制です。(入院中の方は退院時に予約できます。)
他院で出産された方も受診できますのでお気軽にお電話ください。
(入院中の状況によっては、小児科医が診察する場合があります。)
084-941-5151(代表)にお電話のうえ
「産婦人科で母乳外来の予約を取りたい」とお伝えください。
退院の約1ケ月後にお母さんと赤ちゃんの健診を行います。
予約制となっており、入院中に予約します。必要に応じて他科との連携も行っています。