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研修医日記(2024年度)

記事ID:0005015 更新日:2024年11月5日更新 印刷ページ表示

No.122 「研修医日記」     2024.11.5

皆さま初めまして。初期研修医1年目の高嶋遼太郎と申します。出身は香川県高松市です。そこから愛媛、大阪を経て、ここ福山の地で医師生活を始めることとなりました。これから2年間の初期研修が始まると思っていたのも束の間、時の流れは早いものでもう半年が過ぎ、冬の気配を感じる時期になりました。

堅い内容を書くことは得意ではないため、私の趣味、旅行と登山に関する話を少々させていただきます。

一口に旅行と言ってもさまざまな楽しみ方があるとは思いますが、私は1日で長距離を移動しつつ、景色を楽しむ旅行をすることが多いです。特に好きな旅先は北海道で、約半年~1年に1回のペースで通っています。流石に行き過ぎですね。

折角なので、直近で行ったところでお勧めの場所をご紹介したいと思います。一つ目はサロベツリフレッシュロードです。季節は6~10月が良いです。途中で豊富町の大規模草地牧場(町営牧場)を通りますが、写真のように牧場の中を公道が通っているため、広大な丘陵地で牛が牧草を食む牧歌的な風景を間近で眺めることができます。このエリアはサロベツ湿原や豊富温泉、トナカイ牧場など、文字通りリフレッシュに最適な環境です。道北へ旅行される際は是非。
車
​2か所目は、冬に行くなら豊頃町のジュエリーアイスが一番です。季節は1月下旬から2月いっぱい。道央の中心地、帯広から南東方向に車で1時間半ほど走った、十勝川の河口にある大津海岸というところで見られます。十勝川の川面で凍った氷が一旦太平洋に流れたあと、再び海岸に漂着するそうです。朝7時、気温は-16℃と極寒ですが、早起きして見に行く価値は大いにあると思います。
氷
​さて、残りで登山の話を軽くします。私は大学時代、山岳部に所属していましたが、日帰り中心であまり高山には登ってきませんでした。しかし今年の秋、ついに北アルプスに初めて登りました。唐松岳、標高2696mです。山麓は完全に濃霧に覆われていましたが、山頂付近までくると晴れ渡り、360°の絶景が見渡せました。それを見ながら、予め持ち込んだカップ麺と紅茶で一息、幸せなひと時でした。これからも登山は続けますので、山に興味がある方、募集しています。
山
​正直なところ、研修医になってからは仕事に追われて休みが取れないと思っていましたが、予め上級医の先生方の許可を頂ければ、希望通りとれることが多いようです。研修医は休暇がある程度自由に取れること、有給休暇の日数がかなり多いことは当院の魅力の一つでもあると実感しています。・・・と軽く宣伝したところで日記を締めさせていただきます。
最後に、日々指導してくださる先生方、スタッフの皆さま、いつも大変お世話になっております。今後とも何卒よろしくお願いいたします。

                                                                 初期臨床研修医 高嶋 遼太郎

No.121 「研修医日記」     2024.9.25

初期研修医2年目の小西史哲と申します。愛媛大学を卒業し、当院で初期研修をさせていただいております。この4月から2年目となり、来年からの専攻医としての働き方をイメージしながら、後輩が入職してきたことで身が引き締まる思いで日々業務を行っております。

当院に興味を持っていただいた学生さん向けの情報発信の場ということで、当院での研修や休日の過ごし方についてお伝えしようと思います。

研修医1年目は救急外来での急患対応や入院患者さんの管理といった基本的な業務を中心とした研修を行っていました。2年目となり、これらに加え志望科での検査や治療手技の実践はもちろんのこと、志望科以外の診療科でも手技などをより実践的に行う機会が増えました。また、日常的な業務にある程度慣れてきたことで、学術的なことにも時間を割きやすくなり、学会発表や院内での勉強会での講演、院外での勉強会・疾病予防の啓発活動への参加などさまざまな学びの機会も得ています。 
スタジアム カープ サッカー ピースウィング

休日には野球やサッカー観戦、旅行、ドライブなどを楽しんでいます。掲載している写真はマツダスタジアムでの野球観戦とエディオンピースウイング広島でのサッカー観戦の際の写真です。

見学や実習にお越しいただければ、充実した指導体制の下で、研修医が上級医の先生方から指導を受けている様子をご覧いただけると思います。当院に興味をお持ちいただいた学生さんは、ぜひ見学や実習にお越しください。最後に、この場をお借りして先生方をはじめ医療従事者の皆さま、職員の皆さまへ日頃の感謝を申し上げます。お忙しい中ご指導いただきありがとうございます。今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。これからも地域の皆さまに安心して過ごしていただけるよう日々精進してまいります。

初期臨床研修医 小西 史哲

No.120 「研修医日記」     2024.8.30

こんにちは、初期研修医2 年⽬の⼩寺未来です。早いもので今年も下半期に⼊り、年々早くなる時の流れに愕然としています。今年初めて蝉の声を聞いたのは、当直明けの退勤時でした。急に夏がやって来たような、タイムスリップしたような衝撃を覚えたのが、記憶に新しいです。
今回は、当院での研修における⾮常に魅⼒的なポイントとして、「太⽥・⻘島塾」をご紹介したいと思います。太⽥・⻘島塾とは、総合内科の太⽥先⽣と感染症内科の⻘島先⽣による、初期研修医を対象とした講義です。院内での発熱対応や抗菌薬の使い⽅から、思考の概念や勉強の仕⽅まで幅広いテーマを取り扱い、その⽇から臨床に役⽴つ講義を受けることができます。
また、講義の後には「症例検討会」があり、研修医1 名が実際に経験した症例を共有します。先⽣⽅のご指導・進⾏のもと、実際の場⾯に沿って、何を想定し何を準備するか、どのような所⾒をどのように聴き取るか、どのような検査を指⽰し、次にどう動くか、などについてみんなで話し合い、意⾒を出し合います。その都度、先⽣⽅から補⾜や修正をしていただけるので、思考過程を整理しながら学ぶことができます。また、⾒落としがちなポイントや汎⽤性の⾼い情報をアドバイスいただけるため、理解がぐっと深まります。
太田・青島塾
当院では、⽇々の臨床経験に加えて、このような講義や症例検討会などさまざまな学習機会があります。これにより、知識を確認・更新し、増やすことができる点は⾮常に魅⼒的であり、⼤変ありがたく感じている部分です。当院での研修に興味をお持ちの⽅は、ぜひ⼀度⾒学にお越しいただき、研修医の声を直接聞いていただければと思います。お待ちしています。

 

初期臨床研修医 小寺未来

No.119 「研修医日記」     2024.8.14

初めまして。研修医1 年目の野々垣賢人と申します。
出身は島根県の松江市で高校は松江北高校、大学は岡山大学で6 年間を過ごしました。
広島、岡山といった都市部だけでなく地元の山陰へも交通の便が良いこと、病院見学で福山市民病院の研修システムに魅力を感じたことなどから、当院で初期研修をさせていただいております。見学に来られた学生の方にもよく言われますが、同期含め院内の雰囲気も良く、ときに楽しみながらも真剣にさまざまなことを学ばせていただいています。大学ではスキー部に所属し、趣味としてもウィンタースポーツ全般が好きです。福山は広島、島根のさまざまなスキー場にアクセスしやすい立地ですし、今から冬が楽しみです。夏は同期とバドミントンやフットサルなどをして楽しく過ごしています。
さて、見学生の方から聞かれることも多い、当院の研修医の1 日についてお話しします。
基本的には朝8時30 分から業務が始まります。診療科によってはそれよりも早い時間に診療業務やカンファレンスが始まることもあります。研修医の業務は、担当患者さんの回診や処方、カンファレンスでの発表、手術手技の介助、日中の救急外来受診患者のファーストタッチなど、さまざまです。定時は17 時15 分で、その時点で業務が済んでいれば帰宅となります。残業があれば業務を終わらせ、残業時間をつけて帰宅となります。当直の当番日は、17 時15 分から翌朝8 時30 分まで、上級医の先生と2 人体制で内科救急の対応をします。当直の翌日は12 時までの勤務で帰宅できます。また、毎月第2 水曜日、毎月最終日には研修があり、講義形式で実践的な臨床知識を学ぶことができます。
こうした講義も含めて知識や手技を多く経験できることは、当院で研修するうえで大きな魅力だと思います。私自身まだ4 か月しか研修していませんが、多くのことを学びつつ、非常に濃密な研修生活を送ることができています。
福山周辺で研修を考えている方だけでなく、研修病院選びで悩んでいる方も是非一度当院へ見学に来てみてください。この文面では伝えきれない当院と福山の魅力についてお話しできると思います。お待ちしています!

初期臨床研修医 野々垣賢人

No.118 「研修医日記」     2024.8.1

研修医2年目の岡亮太朗と申します。昨年の日記では当院の初期研修の良さについて書きましたが、今回は夏ということで夏季休暇の予定について少し紹介しようと思います。(当院では事前に上級医の先生に相談すれば、しっかりと夏季休暇を取得することができますよ。)

私は8月中旬に1週間ほど夏季休暇を頂いて、当院研修医の同期2人と南米に行く予定です。本当は大学の卒業旅行で行く予定だったのですが、当時の友人を誘ったところ、「治安が悪いから行けない」「南米に行くのは彼女に反対された」などと断られてしまい行けなかったのです(本音はイスラエルに行きたかったのですが、それももちろん断られました)。そして悲しいことに、最近は周囲の友人も結婚する人が増え、治安の悪い国に一緒に行ってくれる人がますます少なくなってしまいました・・・。残念。

幸い当院の研修医に海外旅行好きの同期がいたため、この夏休みに念願の南米に行けることになりました。今回は、ペルーにあるマチュピチュ遺跡と、ブラジルとアルゼンチンの国境にあるイグアスの滝を訪ねます。ボリビアのウユニ塩湖も行きたかったのですが、南半球は現在乾季であり水が無いため、想像するような鏡張りの景色は見れないそうで今回は諦めました。残念。

去年インドに行ったときに体調を崩して現地の総合病院に運ばれてしまったため、今回は無理せず体調と安全第一で楽しみたいと思います。

大学6年生の皆さんは、秋から冬にかけて卒業試験や国家試験の勉強で忙しくなると思います。しかし、なんの気兼ねもなく長期の休みが取れる機会もこの先なかなか無いと思うので、ぜひ行ったことのない遠くの国へ行ってみてください。

初期臨床研修医 岡 亮太朗

No.117 「研修医日記」     2024.7.5

研修医2年目の桑田浩平です。梅雨に入り、じめじめとした日が続きますね。最近は朝起きても、夜の蒸し暑さで気怠さが残ります。そんな朝は冷たいコーヒーを飲み、心と体をリフレッシュすることで、すっきりとした気持ちで出勤しています。​
しこの日記を書いている6・7月、私は救急科で研修をしています。当院の魅力の一つに1年目に1か月、2年目に2か月、計3か月間の救急科研修があります。この期間中は同じ指導医の先生のもと研修をさせていただくのですが、1年目にできなかったことが、2年目にできるようになる過程を、同じ指導医の先生に見ていただけることは、非常にありがたいなと思う毎日です。また、先日は看護師さんに向けた、救急外来での対応をシミュレーション形式で行う演習に医師役として参加しました。重症患者さんに対する救急外来での対応を復習する良い機会であるとともに、普段行われている、消え入りそうな命に対する最善のチーム医療の提供のためにはこういった準備が大事なんだなと実感しました。​

研修医2年目の夏は将来自分が専門とする領域を決定する時期です。これまでたくさんあった選択肢から、一つを選ぶことになります。どの選択肢を選ぶかも大事ですが、それ以上に大事なことは選択肢をどれだけ準備するかだと思います。医学生の皆さんも、ぜひ見学に来ていただいて、当院を初期研修を選ぶ際の選択肢の一つに入れてみてください。

初期臨床研修医 桑田 浩平

No.116 「研修医日記」     2024.6.17​

初めまして。研修医1年目の村上拓と申します。まず始めに自己紹介をします。出身は松山で高校は愛光高校、大学は山梨大学を卒業しました。福山には住んだことがなく、祖父母の家があり年1回ほど遊びに来ていたぐらいしか縁はありませんでしたが、この度福山市民病院にお世話になることになりました。よろしくお願いします。

中高はバドミントン部、大学ではアイスホッケー部に所属していました。福山には常設のスケートリンクがないようで残念です。1回同期を誘って岡山にでもスケートしに行こうと思っています。バドミントンは、高校2年生で引退してから一度もしていなかったのですが、最近研修医の仲間と仕事終わりに体育館を借りてたまにやっています。4人ぐらいラケットを新しく買ったみたいで1年目、2年目が混ざって、楽しくちょうどいい運動をしています。

次に初期研修について簡単に話します。私は4~5月を外科、6月は呼吸器内科を回らせていただいています。まだ働いて2ヶ月と分からないことばかりで、自分の無力感を痛感する毎日ですが、手技や病棟管理を主として非常に多くのスキルを指導医の先生に1対1で教えていただきながら日々スキルアップに励んでいます。内科当直でも最近は4月ほど焦ることも少なくなって落ち着いて対応できており、成長を感じています。どの科を回っても自分のやりたいことに合わせ、学ぶ焦点を変えられる点が当院での初期研修の魅力だと思います。

説明が簡単すぎたかもしれないですが、当院での研修は非常に楽しく雰囲気も良いです。

時間があったら是非病院見学に来てください!

初期臨床研修医 村上 拓


No.115 「研修医日記」    2024.6.11

写真④6月の雨がしっとりと大地を潤す季節となりました。研修医の石塚真之佑です。この梅雨の季節、紫陽花が美しく咲き誇り、心に彩りを添えてくれますね。雨の日が多くなるこの時期、心が晴れやかでない日もありますが、そんな中でも私たちは日々の研修に励んでいます。6月は新たな気づきや学びの多い月でもあります。これまでの経験を糧に、更なる成長を目指して取り組んでいます。​

当院の研修プログラムには、魅力的な点がいくつかあります。その中でも特に魅力的だと感じるのは、麻酔科と救急科の期間が2年間のうち必修で合計5か月ある点です。これらの期間は、研修医のうちに知っておくべき全身管理や集中治療について深く学ぶ機会となります。また、研修医の意向に合わせて各診療科で柔軟に対応してくれる点も魅力の一つです。例えば、学会への参加や手術のトレーニングなど、希望に応じてさまざまな経験を積むことができます。

私生活では、同期や後輩との絆を大切にし、仕事終わりには食事やスポーツを通し親睦を深め楽しんでいます。県外まで晩ご飯を食べに出向いたりバーベキューをするなど、楽しい時間を共有しながら、お互いを支え合っています。

写真① 写真③ 写真②

医学生の皆さん、ぜひ一度当院を見学にいらしてください。温かい雰囲気の中で、医療の現場を実感していただけることでしょう。病院で指導に携わってださっているすべての皆様、私たちは日々の研修を通して多くを学び精進しております。これからも皆さんに信頼される医師を目指し、努力を重ねてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

初期臨床研修医 石塚真之佑


病院見学
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