本文
「医師一覧へ」
産婦人科は産科と婦人科、女性ヘルスケア、生殖内分泌の4部門に分けられます。
産科に関しては、周産期専門医として母体・胎児専門医3名、新生児専門医1名が常勤医として在籍しており、分娩は妊娠34週以降の早産より
対応しています。またさまざまな合併症をお持ちの妊婦さんには関連各科と協力して診療しています。胎児心エコー認証医2名が在籍しており、胎児先天異常に対するスクリーニング検査が可能であり、臨床遺伝専門医1名が在籍しているため、出生前遺伝カウンセリングのみならず遺伝性乳がん卵巣がん等を含めたあらゆる遺伝カウンセリングに対応可能です。出生前診断としてNIPT、羊水検査を実施しています。また経産婦に限り希望者には計画無痛分娩を行っております。さらに、救急科と放射線診断・放射線治療科の協力を得て、産後危機的出血などの救急搬送にも積極的に対応しています。
婦人科悪性腫瘍に関しては、RALS(腔内照射)を必要とする一部の子宮頸がん以外の悪性腫瘍手術、化学療法、放射線療法を取り扱い、日本産科婦人科学会婦人科腫瘍委員会にも婦人科腫瘍登録をしています。婦人科良性疾患に関しては、主として卵巣腫瘍に対して腹腔鏡手術を行っておりましたが、2022年から腹腔鏡下子宮全摘出術も開始いたしました。子宮筋腫や骨盤臓器脱など、さまざまな良性疾患手術を行っております。
女性ヘルスケア専門医1名が在籍しております。更年期症状や月経困難症などのヘルスケアに対応いたします。
生殖内分泌の特徴である不妊症治療に関しては取り扱っていないため、ご希望がある場合は近隣の専門施設をご紹介いたします。
産科領域(妊娠34週以降の症例が対象となります)
産後疾患を含む救急疾患
婦人科良性疾患
婦人科悪性腫瘍(ただしRALSには対応できません。)
女性ヘルスケア
外来(実数)6,280人、初診559人、紹介率74.8%、入院(実数)803人
手術325件
(主な内訳は悪性腫瘍手術:48件、子宮摘出:43件、腹腔鏡手術:31件、円錐切除術:25件、骨盤臓器脱:9件、子宮鏡手術:7件)
分娩204件、帝王切開94件、
救急車受け入れ38件、うち産後症例10件
当院で出産をご希望の方は「お産について」をご覧ください。