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2024年4月からロボット支援手術の経験豊富な伊賀医師が加わり、4名体制で担当させていただきます。主となる肺がんについては、術前カンファレンスでの呼吸器内科、腫瘍内科との相談により治療方針が決定されます。内科、放射線治療科との連携のもと、進行・再発肺がん症例に対する化学療法、放射線療法も行っています。また、気胸、膿胸、外傷を中心とした救急疾患にも対応しています。
ほとんどの症例が低侵襲手術として胸腔鏡手術を施行し、2023年度からロボット支援手術(Da Vinci手術)を導入しています。
主な領域:肺がん、転移性肺腫瘍、気胸、縦隔腫瘍、胸部外傷、膿胸などの外科治療
2023年1月~12月手術件数は202件でスタッフの増員もあり、過去最高の症例数でした。疾患別の手術症例数は以下のとおりです。
原発性肺がん/葉切除の術後入院日数は平均値11.3日、中央値10日でした。
再手術治療が必要な周術期合併症は2例で、膿胸、肺気腫に関連したものでした。
原発性肺がん 92例 | 肺・胸膜生検 4例 |
気胸・肺嚢胞 25例 | 縦隔リンパ節生検 0例 |
転移性肺腫瘍 30例 | 良性肺腫瘍 4例 |
胸部外傷 22例 | 膿胸 8例 |
縦隔腫瘍 9例 | その他 8例 |