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福山地区の公立病院初の麻酔科として1994年に開設された当科は、本年22年目を迎えました。2013年からは標榜科名を「麻酔科・がんペインクリニック」とし。手術室における麻酔管理、院内集中治療室における重症症例の集中治療に加えて、がんに特化したペインクリニックという、麻酔科の3本柱である「周術期管理」「集中治療」「疼痛診療」をすべて備えた体制をとっております。この2013年には当院西館がオープンしたのに伴い、手術室が10室に増えるとともに、東館の救命救急センターと別に、院内の術後症例および重症症例を受け入れる集中治療室の運用が開始しました。スタッフも現在では副院長含め11名となり、うち日本麻酔科学会認定の指導医4名ならびに専門医8名という、当医療圏では類をみない布陣を配し、高度かつ専門的な麻酔科診療はもちろんのこと、教育研修のみならず各種の臨床研究も力強く推進しており、当院にふさわしい実働となっております。
このホームページでは、われわれ麻酔科・がんペインクリニックの日常についてのご紹介に加えて、当院で手術を含めた麻酔科に関連する診療を受けられるかたへのご案内も発信してまいります。今後とも安全かつ快適な麻酔科診療を提供するため、みなさまのご協力をお願い申し上げます。
中央手術部長兼麻酔科統括科長 日高 秀邦